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2020-09-02

テレワークでは欠かせない、仕事で使える高品質モニターの選び方

こんにちは。グローバルゲート制作部のモーリーです。

新しい生活様式への対応を進めた結果、自宅で仕事をする機会も多くなりました。
自宅での仕事を進めるためにはハイスペックなパソコンはもちろんですが、十分なサイズのモニターも必要となります。

ちょうど新しいモニターを買おうと思っていたため、せっかくなので最近のモニターについて規格やスペックなどを調べてみました。モニター選びの助けになれば幸いです。

パソコンとモニター以外にも使いやすいキーボードや七色に光るマウスや座り心地のいい椅子やおいしいコーヒーなども欠かせませんが、給付金では足りなくなってしまうのでそちらはまたの機会に…。



駆動方式:IPS/TN/VA/有機EL

液晶モニターの基本であり土台とも言える液晶。その液晶の駆動方式について代表的なものを調べました。

IPS
現在主流の方式で、多くの液晶モニターで採用されています。
特徴は上下左右178度の広い視野角。斜めから見ると色が違って見えるということがありません。
応答速度(後述)が遅い点がデメリットとされてきましたが、最近のIPSモニターは応答速度が1ms(1ミリ秒)のものも多く、ビジネスからゲームまで幅広く使うことができます。
値段が高めなのがデメリットです。

TN
応答速度の速さと高いリフレッシュレート(後述)が特徴で、相手や自分の操作が遅延なく表示されることが求められるゲーム用モニターでよく使われています。製造コストが安価なため、数万円でハイスペックなモニターが手に入るのも嬉しい点です。

欠点は
・視野角が狭く(上下160度左右170度程度と言われています)、モニターを見る角度によって見づらくなってしまう
・黒が白っぽく見える(黒を表現するためには液晶の素子を完全に遮蔽しないといけないのだが、それができない)

という点が挙げられます。


VA
黒を液晶の発光素子を完全に消灯して表現するため、IPSやTNパネルよりも深い黒が得られます。その結果コントラストが強くなるため、はっきりとした描画が特徴です。
色再現や視野角はIPSに劣り、応答速度はTNに劣るというやや中途半端な立ち位置の方式です。


有機EL(OLED)
有機ELはスマートフォンのディスプレイやテレビなどで採用されることがある新しい液晶の方式です。ここ最近になってわずかですが有機ELによるPC用ディスプレイの発売もはじまりました。

特徴はVAパネルと同じく、発光素子(LED)を完全に消灯することができるために黒の表現に優れます。
VAパネルと違い、視野角は178度とIPSと同等のために色再現性も優れています。応答速度も0.1ms以下とTNパネル以上の高速な反応を誇ります。

万能に見える有機ELですが、欠点は価格。現在発売されているEIZOの有機ELモニターは21.6型という小型サイズにもかかわらず35万円という大型4Kテレビ並みの価格です。

また、有機ELの避けられない欠点として、同じ画面を表示させ続けると画面焼けが生じるという問題があります。スマートフォンでも同じ問題が発生しますので、有機ELのスマホをお使いの方はご注意ください。


リフレッシュレート


液晶モニターは目に見えない速さで画面を書き換え続けています。
極端な例ですが、画面を1秒間に5回しか書き換えないモニターがあったとしたら、どんな映像もすべてコマ送りになってしまいます。リフレッシュレートはその書き換える回数を意味する数字です。

リフレッシュレートが高いモニターを使った場合、この書き換え回数が多くなるためになめらかな映像が楽しめます。Youtubeでは60fps(1秒間に60コマを使用している)の動画がUPされることも多くなっていますが、モニターのリフレッシュレートが60Hz以下の場合はせっかくのヌルヌル動画も間引かれて再生されてしまいます。

主流は60Hz(1秒間に60回画面を書き換える)ですが、主にゲーム用で144Hzや240Hzというモニターも販売されています。


応答速度


画面の色が「黒→白→黒」と変化するときに要する時間です。
この速度が早い場合、残像が少なくなりくっきりとした表示が可能となります。

1ms(黒白黒と書き換えるのに1ミリ秒を要する)のものが主流ですが、前述のTN液晶では0.5ms、有機ELでは0.04msという製品が発売されています。


色空間:sRGB/AdobeRGB/P3


色空間は色の範囲を定義したものです。
モニターの場合、定義された色の範囲のうちどれだけ再現できるかをパーセンテージで表示してスペックとすることが多いです。

代表的なものは次の3種類です。

sRGB
CIE(国際照明委員会)が定めた色空間の定義で、ほとんどのモニターやテレビ、カメラで使われる事実上標準の規格と言っていいでしょう。
sRGBのカバー率が99%以上ならWeb制作でも十分すぎるほど使えるスペックですが、シビアな色合わせが必要となる印刷用途では「印刷したときとモニターで色が食い違う」という問題が発生するおそれがあります。

AdobeRGB
PhotoshopやIllustratorでおなじみのAdobe社が定めた規格です。sRGBより広い色域が定義されており、AdobeRGBのカバー率が高いということは、より幅広い色を再現することができるということになります。

P3
もともとは映画用の色定義で、映画館のスクリーンで表現するために広い色空間の定義がされています。
範囲としてはAdobeRGBと同等ですが、AdobeRGBよりも赤方向の範囲が広く定義されています。
iMacがP3に対応している点をアピールしてからP3のカバー率を表記するモニターが増えました。




輝度:DisplayHDR400/500/600/1000


DisplayHDRは表示の明るさやコントラスト、応答速度を総合的に判断して評価する認証制度です。
数字が大きくなるに従って明るく鮮やかな色表現ができているという意味になります。

ちなみに「HDR10」という表記もありますが、こちらはHDR10という映像フォーマットを再生することができるというもので意味合いが異なります(DisplayHDR認証はHDR10対応が必須であるため、本来なら併記する必要はないのですが)


ハードウェアキャリブレーション


専用の機械を使い、モニターの色調整を行う方法に対応しているかどうかを示します。

どんなモニターでも色や明るさを調整する機能はありますが、目分量での調整となるため差異が生じます。
私も実際にハードウェアキャリブレーション非対応のモニターをがんばって調整したことがありますが、やればやるほど自分の目が信じられなくなりました…。

印刷用のデータを作るような仕事をする場合は必須の機能です。


接続規格:Display Port/HDMI/USB3


モニターはパソコンとケーブルで繋いで映像を表示しますが、そのケーブルの規格です(正確にはデータの通信方式で、通信方式に伴ってケーブルの形状も変わる)

使っているパソコンがどの方式で接続することができるのかをチェックして購入しましょう。
パソコンが対応していない場合、変換器を使ったり最悪の場合せっかく買ったモニターが使えないというオチになったりもします。


解像度:4K/2K(WQHD)/フルHD


テレビではおなじみの4Kや8Kという呼称はつまりは解像度のことです。
よく使われるものでは

8K:7680×4320
4K:3840×2160
2k(WQHD):2560×1440
フルHD:1920×1080

となっています。

フルHD以上の解像度なら十分…と思っていましたが、慣れるともっと広いモニターがほしくなります。4Kはさすがに広すぎて逆に効率が悪くなりそうですね。


さて、今回私が購入するのは

モニターのスペック表でよく見かける記載について調べてみました。
それを踏まえて、私が購入するのは

ASUS TUF Gaming VG27AQ




BenQ SW2700PT


のどちらかで検討しています。また購入したあかつきには開封の儀でお知らせしたいと思います。


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