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【Python入門編】環境構築から基本コードまでの紹介

こんにちは!株式会社グローバルゲートでサーバ管理をしてるタカです。
 以前に「Python」とはどのようなプログラミング言語なのかを簡単に説明しましたので、今回はPCでPythonが使えるまでと基本コードの紹介を致します。

PCにPythonをインストールする

Pythonのプログラミングをする前に、PCにPythonのプログラミングができる環境にする必要があります。
そのためには、手持ちのPCへPythonをインストールする必要があります。

手順は以下のとおり

1.Pythonのウェブサイト(https://www.python.org/)にアクセスします。 
2.「Download」をクリックします。 
3.インストーラー(.exeまたは.dmg)をダウンロードします。 
4.インストーラーを実行してPythonをインストールします。

1.まず初めにブラウザでhttps://www.python.org/にアクセスします。
2.「Downloads」をクリックします。

※今回はWindows環境でのインストール手順の方法です

3.最新版のインストーラーをダウンロードします。
 ※この記事を書いてる2023/2/14時点では最新バージョンは3.11です。

4.ダウンロードしたインストーラファイルからPythonをインストールします

※初めてPythonをインストールする場合は「Install Now」を選択していれば問題ないでしょう

※「Setup was successful」の表示がされれば無事にインストールが完了!

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Pythonインストールの確認方法

Pythonが正常にインストールされたかどうかを確かめます。Windowsの場合はコマンドプロンプトを開いてください

※私の環境では既にPythonがインストールされているためバージョンは違いますが、開いたコマンドプロンプトに
「python -V」もしくは「python --version」と入力し、バージョン情報が出力されれば正常にインストールが完了してます。

Python基礎の基礎

Pythonは、様々な用途で利用される人気のあるプログラミング言語です。この記事では、Pythonの書き方の基本について説明します。

どのプログラミング言語でも、変数・条件分岐・繰り返し・関数・配列(pythonでは主にリストや辞書という)を組み合わせてプログラミングコードを記述します。

・変数
・条件分岐
・繰り返し
・関数
・リスト、辞書

変数

ほとんどのプログラミング言語では値を格納するために変数と呼ばれるものを使用します。変数というのは繰り返し使用したり後から参照したい数値や文字列を格納する場合に使用されます。

※変数には「数値」や「文字列」も格納することができます。
文字列を変数に格納する場合は、ダブルクオーテーション「""」かシンクルクオーテーション「''」で囲って記述する必要があります。

また「数値」をダブルクオーテーション「""」かシンクルクオーテーション「''」で囲って記述する場合は文字列として格納されるため変数で計算することができないので注意してください。

条件分岐

Pythonにおける条件分岐(if文)は、特定の条件が真(True)または偽(False)である場合に、プログラムが異なる分岐を実行するために使用されます。以下は、if文の基本的な構文です。

条件式は、真(True)または偽(False)の値を返す式で、変数の値や比較演算子、論理演算子、関数の戻り値などを含むことができます。
条件式が真(True)である場合にはコロン「:」の後に続くインデントされた文が実行され、インデントには「タブキー」または「スペース4つ」を使うのが一般的です。

また、elseやelif(else ifの略)節を使って、複数の条件に応じた分岐を表現することができます。

このようにif文を使うことで、プログラムは特定の条件に応じた異なる分岐を実行できるようになります。

繰り返し

Pythonにおける繰り返し処理には、for文とwhile文があります。それぞれの特徴や使い方について説明します。

【for文】 
for文は、指定された範囲やデータ構造に含まれる要素を1つずつ取り出し、繰り返し処理を行うために使われます。 

イテラブルとは、繰り返し処理の対象となるデータ構造です。リスト、タプル、文字列、辞書などの配列がイテラブルになります。
for文は、イテラブルに含まれる要素を1つずつ変数に代入し、処理を繰り返します。 
 
例えば、1から5までの数値を繰り返し処理する場合は以下のようになります。

【while文】 
while文は、指定された条件が真(True)である限り、繰り返し処理を行うために使われます。

条件式が真(True)の場合、処理が繰り返されます。処理内で条件式が偽(False)になるように操作を行うことで、while文を終了させます。 
例えば、1から5までの数値を繰り返し処理する場合は以下のようになります。 

この場合、変数iに1を代入し、条件式i <= 5が真(True)の間print()関数でiの値を出力して、iに1を加算することで1から5までの数値を繰り返し処理することができます。

関数

Pythonにおける関数は、一連の処理をまとめて名前をつけたもので、プログラムの再利用性を高めるために使用されます。 
関数は、複数の引数を受け取り、戻り値を返すことができます。

またfor文やwhile文と同じように関数名()の後「:」に続くインデントが必要になります。

関数名は、任意の文字列で、関数を呼び出すときに使用されます。引数は、関数に渡す値で、必要に応じて複数の引数を定義でき、処理は関数が実行する処理の内容です。 
 
戻り値は、関数から呼び出し元に返す値で、必要に応じて返り値を定義できます。また、戻り値がない場合は、return文を省略することができます。

(例)引数を受け取って足し算を行い、結果を返す関数の例です

この関数を呼び出すと、2つの引数を受け取り、それらを足し算して結果を返してみます

このように関数を使用することで、同じ処理を複数回記述する必要がなくなり、プログラムの可読性やメンテナンス性が向上します。

リスト、辞書

【リスト】
Pythonにおけるリストは、複数の要素をまとめて格納するデータ型です。 
リストは、[ ](角括弧)で要素を囲んで作成し、要素には任意のデータ型を含めることができます。

リストの要素には、インデックスを使用してアクセスすることができます。 
インデックスは、0から始まり、リストの長さ-1までの範囲で指定することができます。

【辞書】
Pythonにおける辞書は、キーと値のペアをまとめて格納するデータ型です。辞書は、{ }(波括弧)で要素を囲んで作成し、キーと値をコロン(:)で区切って定義します。

辞書の要素には、キーを使用してアクセスすることができます。キーは、ハッシュ可能なデータ型である必要があります。

リストや辞書は、Pythonでよく使用されるデータ型であり、データの格納や操作に便利です。
リストは、要素の追加や削除が簡単にできることが特徴です。辞書は、キーを使用して高速に要素を検索できることが特徴です。

これらは、Pythonの書き方の基本についての説明です。Pythonは、シンプルな構文と柔軟な機能を持つプログラミング言語であり、Webアプリケーションやデータ分析など様々な用途で利用されています。続きを学ぶには、公式ドキュメントや書籍などを参照することをお勧めします。

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