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蛍の季節

こんにちは。ナミーです。 
梅雨は、どこかに行ってしまわれたのでしょうか?
6月にして、もう真夏の暑さがやってきてしまい、困惑しております。 
 
異常気象のせいか、PCが死亡されました。 
あらゆる手段を使って蘇生したんですが、Windows95か?と思うスローリーな動きを見せた後、お亡くなりになられました。 
脳内で、Windows95時代の「ジャジャ~ン」という立ち上げ時の音色が響き…、懐かしさと焦りで、目が冴えました。

なんとかデータは救出できて、ギリギリセーフ。 
新PCも届き、ようやく諸設定が終わり、ロスした時間を取り戻すベく、必死のパッチの6月下旬。。。
それでなくても、今年もほぼ半分過ぎたことに、焦りを感じる月なのに…。

新PCには末長くお付き合い頂きたいので、お姫様扱いをしております。 
私のためではなく、PCのために部屋の温度管理に気を使います…。
ジリジリガリガリ音もなく、ス~ンとファンが回っておられます。 無口な子です。


6月は、何かと壊れやすい時期なのか、私の腰も壊れました。 
ギックリはしなかったけど、ギックリ腰的な痛み。 
朝起きて、顔を洗おうとしたら、 
なんか腰が痛い?→結構痛い→めっちゃ痛い!! 
に、変わっていきました。 顔を洗う姿勢って、意外と腰にきますよね。
しかし、ギックリ腰でもなかったら、単なる老下なんでしょうか?
かれこれ1ヶ月近く、座ったり立ったりするのが一苦労。
同じ姿勢をしている限りは、痛くないんですが、違う体勢をとる時が痛むんですよね。
 
運動不足もあるけれど、仕事用の椅子に座っている時間が1日で1番長いので、腰に良さそうな椅子にした方が良いなと思いまして、
マッサージ機能が付いた、ゲーミングチェアを買いました。
全くゲームはしませんが、マッサージ機能に惹かれ、ついつい…。
まだ届いてないのですが、これで腰の痛みが取れてくれたら、万々歳です。 


今回も、季節モノのネタを。。。 
6月と言えば、蛍。 
田舎の小川の近くだったらどこでも飛んでそうですが、意外とそんなに乱舞はしていなくて、がっかりすることが多いのですが、 都会で乱舞するスポットを見つけました。 
 
東大寺大仏殿の裏から、二月堂へ向かう参道に、ちょっとした小川が流れていて、その辺りに「大仏蛍」が飛ぶんです。 
大仏蛍という種類ではなくて、ゲンジボタルなんですけどね。

都会の蛍は、放流しているパターンも多々あるのですが、大仏蛍はれっきとした「天然物」です。
一時は絶滅しかけたそうですが、「大仏蛍を守る会」の方々が、川を綺麗にし、蛍の餌となるカワニナが住める環境を作ってくださったおかげで、復活しました。  
駅から徒歩圏内で蛍鑑賞ができるなんて、素敵じゃありませんか~☆ 

6月上旬、もう飛んでるよ~!と情報を受け、行ってきました。 

肉眼では感動するレベルで飛んでたんですけどね、写真に撮ると、ゴミ程度にしか映らない…。

写真はさておき、川に柵があるものの、川と道の距離が近く、すぐ近くまで飛んで来るので、光が強くてとっても美しい~。
蛍に感動していると、鹿さんが「みんな何してるの?鹿煎餅ちょうだい!」と後ろからやって来てツンツンするので、「前に蛍、後ろに鹿」と、奈良ならではの蛍鑑賞ができて楽しいんです。

小さな蛍スポットですが、鑑賞客は30~50人ぐらいと、まぁまぁ多め。
それでも、都会で見られるスポットにしては、随分少ないですよね。
お手軽に蛍に会える、最強スポットです。

ちなみに、性能の良いカメラで撮った大仏蛍の写真はこちら(いただきものです)

写真でしか味わえない、蛍の光が線になる美しさですね。


 たくさんの蛍を見れたので、今季の蛍鑑賞はこれにて閉幕。
・・・とはならない。

都会より田舎の方が絶対にたくさん飛んでるはず!と、野暮用ついでに奈良県南部の川上村で蛍待ち。
地元の方に蛍スポットを聞いても、その辺どこでも飛んでるよと、あまり気にもされていない様子。
この辺りでは、飛んでるのが当たり前、わざわざ見に来たの?という感覚なんでしょうね。

6月中旬ともなると、19時半でもまだ空が明るくて、20時でようやく1匹、蛍が見えました。 

想像していたのと違う…。
必死で目を凝らして、ようやく1匹、2匹、、見つかる程度。都会よりも少ないって、どういうこと?
蛍が飛ぶ条件「風のない少し蒸した夜、ピーク時間は20時~21時」
に、ドンピシャ当てはまってるのに。
自然のものは、条件が難しいですねぇ。
豪雨災害が起こると、餌のカワニナがいなくなり、蛍も全滅することもあるそうで、田舎ほどたくさん飛ぶということではなく、
むしろ人の手で管理されている方が、条件は良いのかもしれないです。
(たまたま、蛍の気分が乗らない日だったのかもしれないけど)

1匹、ふわ~と近づいてきて、手を出してみると、指先に止まってくれました。 

うわ~、なんて儚い光なんでしょう。
しばらく、私の指先で点滅した後、ふわ~っと去って行かれました。

あまり蛍は飛んでいなかったけれど、手に止まってくれる貴重な体験もできたし、良しとしよう~。

今度こそ、今季の蛍鑑賞はこれにて閉幕。
・・・とはならない。

6月下旬、諸用帰りに、奈良県東部の御杖村へ。
御杖村へ向かうまでの、宇陀市369号線沿いで、早くも蛍を発見。
街灯があっても、車で走ってるスピードでも、見えるレベル。
今日は月明かりもほとんどないし、蛍スポットに行けば、かなり期待できるかもしれない☆

御杖村ほたるマップをたよりに、御杖村役場近くの蛍スポットに行くと・・・

すごぉ~~~~~~~~い!!!
思わず叫びましたよ。蛍の乱舞とはまさにこのこと。
クリスマスツリーのように木の中でも蛍が点滅してるし、思った以上に高く飛んで、流れ星と間違いそうになる。

星の数も半端ないんです!
空のモヤッとしている部分は、天の川です。
iPhoneのナイトモードでも、天の川が撮れてしまう!(相変わらず蛍はあまり写っていませんが)

川のせせらぎ音、ゲコゲコ蛙の鳴き声、ここにベッドを持ってきて、一晩中鑑賞していたい。
こんなに素晴らしい絶景でも、たまに車とすれ違う程度で、ホタル観賞者に10組も会ってないんじゃないかしら?

雨上がりの晴れ、蒸して気温が上がり、月は新月間近、最高の条件で鑑賞できました。
ここを超えるスポットは、全国にも数か所しかないかもしれない。
一気に目が肥えてしまって、帰り道は、「蛍が見えた~!」と最初に興奮した地点も素通り。
いやはや、もう2~3匹では騒げないわ。。。

今度こそ、これにて今季の蛍鑑賞は閉幕。


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