株式会社グローバルゲート公式ブログ

日本は広い!~ご当地グルメ~

日本列島、大寒波! 
ここ奈良でも、久しぶりに、粉砂糖のような「スーパー粉雪」が降ってきて、10分もしない間に、道路も屋根も真っ白になりました。 
水分多めな牡丹雪は年末にお目見えしましたが、ここまでサラサラの雪は、10年以上見ていない気がします。 
手のひらに落ちてきても、全く溶けない。 
街灯に照らされて、キラキラ光る粉雪。寒いけど、ずっと見てられる~。
 
と、楽しんでいた頃、義兄はJRのポイント切り替え故障で、電車の中で軟禁状態(結局、なんとか降車できた頃には、乗り継ぎ列車は終電を迎えていて、車中で一晩明かしたそうです) 
友達はアイスバーンで転倒して、只今入院中…。 
幻想的な美しさの奥に潜む、自然の恐怖。
雪慣れしていない地域の人たちは、数センチの積雪でも命取りになることを、肝に銘じた方が良いですね。
「災害は忘れた頃にやってくる」と言いますが、最近は、忘れてないし、対策もしてるけど、被害に合うパターンが増えてきたように思います。 
皆様、無事、お過ごしくださいね。 

※滑らないブーツでも、やっぱりヨチヨチ歩きになってしまう…。
北国の人たちは、どんなに雪が積もっていても、普通に歩いておられて尊敬です。慣れってすごい。


お正月もとっくに過ぎて、今更の質問ですが、皆さん、お雑煮は何派ですか? 
白味噌?おすまし? 
お餅が余っているので、まだお雑煮を食べている我が家は、おすまし派です。 
全国的には、おすまし派が圧倒的に多い(ただし、出汁の取り方は地方によって様々)ですが、関西は白味噌文化です。 
我が家は、母方のルーツが九州なので、おすましですが。

中でも、奈良のお雑煮といえば、 
「具だくさんの白味噌仕立てのお雑煮から、お餅を取り出して、別で用意したきな粉を付けて食べる」 
最初は、お雑煮に入れたお餅をわざわざ取り出して、きな粉を付けて食べる必要がない!と思っていましたが、食べてみると案外美味しい。 
白味噌の塩気と、きな粉のほのかな甘味が合う。お雑煮から取り出したお餅なので、きな粉がよく絡む。 
 
そして、 
「最初っからお雑煮にあんこ入りのお餅を入れちゃいました!」 
なのが、香川県。こちらも白味噌仕立て。 
これは食べたことがないですが、味としては、奈良のきな粉付き雑煮と似てる気がします。
 
さらに 
「あんこ餅を入れるぐらいなら、あずきの煮汁にお餅でよくない?=丸餅とあずきのお雑煮」 
???
それはお雑煮ではなく、世間のお善哉なのでは?な、あずき雑煮の島根県&鳥取県(一部の地方)。 

そろそろお雑煮の定義がわからなくなってきますが、お餅が入っているお汁=雑煮 で良いのかしら?

東北のくるみ餅のお雑煮も食べてみたい。岩手のアワビ入り雑煮・広島の牡蠣入り雑煮は、出汁が最高だろうなぁ~。
餃子フェスみたいな感じで、お雑煮フェス、やってくれないかしら。

基本的に、東日本は角餅、西日本は丸餅。この分岐点は、関ヶ原の辺りだそうです。
ただし、高知県と鹿児島県は、お江戸から角餅を持ち帰ったそうで、角餅が普及しています。
お雑煮だけでも、歴史も文化も違うもんですね。
日本って、食へのこだわりが強いからか、案外国土が広いからか、郷土料理がおもしろい!  

寒い日は、あったか~い汁物に限りますね!(粕汁も食べたい~)


郷土料理と言えば、関西人の私に、あえて「富山のお好み焼き」を勧めてきた方がいらっしゃいまして。
とにかくふわふわで、関西のお好み焼きとは全然違うので食べてみて。と。
関東の方なので、おそらく関西のお好み焼きもそんなには食べていらっしゃらないはずですが、関西にもふわふわのお好み焼きはあるんやで!と思いながらも、おすすめ店に行ってみました。

 「ぼてやん多奈加」
富山駅前の小さなお店ですが、行列が出てきていました。
焼くのに20分ぐらいかかるそうです(それがふわふわの秘訣!)
まず、注文時にびっくりしたのが、豚玉、イカ玉等に並んで「昆布玉」
こ、昆布?!
富山は、やたら昆布を使うとは聞いていましたが、まさかお好み焼きに「昆布玉」なるものがあるとは!
それも、かつお節のように、最後に上からパラパラかけるのではなく、ガッツリ生地に混ぜ込まれていました。
その昆布玉がこちらです。

見た目は昆布感全くなし(生地に入っているので)
マヨネーズもソースも関西より多め。かつお節&青のりは無し(デフォルト)
何より、お好み焼きの形が長方形!丸くないお好み焼きは初めて見ました(広島のお好み焼きだって丸いし)

では、実食。
確かに、めちゃくちゃ、ふわっふわ~~♪
昆布が生地をトロッとさせて、良い仕事してくれていました。
全体的に蒸されてる感じ。厚みのある生地内で蒸気が対流しているのかな。
全体的に油っこくなく、だからこれだけソースとマヨネーズが多くても、こってり感がないんだなぁ~。
これは、関西のお好み焼きとは全く違う。と言われる意味がわかりました。

それにしても、昆布愛が強い富山県民。
日本海に面してる(富山市から日本海まですぐ!)だから、さぞ昆布漁もさかんなのかと思ったら、富山県では、ほぼ昆布は取れないそうです。
北海道や東北から仕入れているのだとか。
江戸時代の北前船の影響で、富山に昆布がもたらされたらしいのですが、その文化が未だに、全国昆布消費量第1位(全国平均の2倍以上)を誇っているってすごくないですか?
お魚コーナーには、必ず昆布じめが売っているし、かまぼこも昆布で巻かれてるし、おにぎりの具材も当然昆布。
昆布売り場は、刻み(大中小)昆布から、とろろ昆布、出汁昆布など、カップラーメンコーナーより豊富なラインナップでした。
ちなみに、お好み焼きに入れる昆布はどれですか?と聞くと、これが良いわ~と、持ってきてくれました。
関西だったら、何言ってんの?って思われるだろうけど、富山では普通なんですね。

富山でよく見かける、昆布巻かまぼこ。
昆布とかまぼこの食感が違いすぎて、慣れるまで戸惑う1品でした…。


所変わって、香川と言えば、讃岐うどん。 
コンビニの数より、うどん屋の数の方が多い、香川県。 
(2019年3月時点で、香川県内の「うどん屋=578軒」、「コンビニ=442軒」) 
つまり、ちょっとコンビニでパンとコーヒーでも。の感覚で、ちょっとうどん屋で冷ぶっかけ。ができてしまう県。 
 
そんなうどん県に、そば屋は何軒あるのか? 
答え:80軒(2020年)でした。 
うどん屋:そば屋=7:1ぐらい。 
ほ~、やっぱりうどん屋多いなぁ。でも、思ったよりそば屋ありますね。 
香川県民に聞くと、そば屋がOPENしたら嬉しいそうです。うどん屋はいくらでもあるから、そば屋の選択肢が増えるのは、うどん屋ができる以上に嬉しいと。 
 
では、全国で1番そば屋が少ない県は、どこでしょう? 
答え:高知県(25軒) 
少なっ! 
人口あたりのそば屋件数で見ても、高知がダントツ低くて、その次に少ないのが、奈良県。 
あら、我が奈良県。。。確かにそば専門店ってあまり見かけない。 
うどん屋にそばがあるのが当たり前。だから、のぼりも「うどん・そば」(「そば・うどん」は見たことない)
 
関西・中国・四国は、そば屋さんが少なく、その少ない地域は、お雑煮の白味噌文化圏と被っているのがおもしろいですね~。 
白味噌文化圏は、黒色そばが嫌いなのか?

長崎県もそば屋が少なくて、それは「長崎ちゃんぽん」の影響かな?と思われます。
じゃぁ、ほうとうがある山梨県は、うどん屋もそば屋も少ないのかと思ったら、うどん屋が全国4位で、そばが全国6位(人口あたり比率で)
ほうとう屋さんも足したら・・・麺好き県民ということかな。


郷土料理を求めて、関西圏から出てみたいなと思う今日この頃。
寒いのは苦手なので、南方面へ。
早く、暖かい春が来てほしいな~。あ、やっと雪が止んだ。。。


では最後にもう一つ質問。
ホームページをあまり更新していない県はどこでしょう??
答えは・・・

どこだかわかりませんが、心当たりのある方は、更新もページ作成も簡単な、webchangerをご導入ください。
昔、自分で作ったことあるから、ソフトなんてなくても大丈夫。と思っていませんか?
10年前のサイトは、パリ五輪の新競技「ブレイキン」の会場で、大きな扇子を振り回し「バブリーダンス」を踊るようなものです。
そう、時代が違う…。ってことです。
ぜひ、webchangerをご検討ください。

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